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  • Hiroko Kohaya

翻訳評価者のホンネ

Updated: Nov 23

翻訳を目指している方も、翻訳者の方も、ご自身の翻訳がどう評価されているか気になりませんか?


長く翻訳の仕事をしていると、いつからかレビューやLQAの仕事の依頼も増えてきました。簡単にいうと「レビューとは翻翻訳者の方の翻訳を修正、編集」することで、「LQAとはLanguage Quality Assuranceといって翻訳の修正、評価」をします。


翻訳者の方の訳を評価するなかで、感動する訳に出遭うことは希です。正しい文法で書かれた日本語に限っても、よい訳は数えるほどしかありません。それだけ翻訳には高い技術が求められることは言わずと知れたことですが、基本的なことを守れば、基礎を学べばもっと翻訳が上達するのにと思う翻訳者の方はたくさんいます。


翻訳依頼者はどんな目的で翻訳を使うのでしょうか?その方と同じ目線で翻訳してますか?正しい文法で書いていますか?日本語を読んで理解できますか?


そんなことはあたり前のことと思われるかもしれませんが、プロの翻訳者でもこれができる翻訳者は少ないんです。


その原因は「言語のネジレ」


それは根本的に言語がまったく違うからです。ラテン語のようにルーツが同じ言語ならまだしも、近しい言語を並べたときに日本語と英語は端と端に位置するぐらい違うのでプロでも苦労するんです。「言語のネジレ」があって当然な内容を書き換えていくには


基本的なルールがいくつかあるのでそれを知っておくこと言語の違いを理解したうえで適切な日本語かを常に精査しましょう。


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